「アペリン受容体アゴニストによる安全かつ強力な糖尿病網膜症治療法」 摂南大学 薬学部 薬学科 特任助教 石丸 侑希 | 1型糖尿病動画サイト

「アペリン受容体アゴニストによる安全かつ強力な糖尿病網膜症治療法」 摂南大学 薬学部 薬学科 特任助教 石丸 侑希

「ライフサイエンス系 新技術説明会」(2019年2月28日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/10kansai/2018_10kansai.html

【新技術の概要】
糖尿病網膜症では、網膜神経細胞死が起き、重度の視力障害に至るが、既存の治療薬では網膜神経細胞死を抑制することができない。今回、糖尿病モデルマウスにおける網膜神経細胞死がアペリン受容体アゴニストの末梢投与によって抑制されることを見出した。本発明により、経口投与などによる糖尿病網膜症治療法の開発が期待される。

【従来技術・競合技術との比較】
これまでカルパイン阻害剤による同様な網膜神経細胞保護の試みがされてきたが、副作用の懸念が指摘されるなど臨床への応用には課題があった。今回のアペリン受容体に対するアゴニストからのアプローチは、選択性が高く副作用の点ではより安全性が高いと期待される。

【新技術の特徴】
・強力な網膜神経保護効果
・低侵襲な末梢血管からの投与により効果が得られる (侵襲性の高い硝子体内投与を行う必要がない)
・化合物の構造が単純で、簡便且つ安価に合成が可能

【想定される用途】
・糖尿病網膜症による視機能低下の予防・治療
・他の網膜神経変性疾患である緑内障や網膜色素変性症の予防・治療
・中枢神経系における神経変性疾患の予防・治療

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